オイル交換時期の目安・方法!「エンジンが壊れる前にオイル交換しましょう!」

車に乗っている皆さん、「普段しっかり車のメンテナンスしていますか?」

今少し「ドキッと」した方もいるのではないでしょか?

車に興味がある方や車が好きな方ならば、日頃のメンテナンスも抜かりはないかと思います。

しかし、あまり車に詳しくない方や車に興味がない方には、あまりピンとこないかもしれませんね。

ですが、車に乗っているならば最低限のメンテナンスは必要です!日頃のメンテナンスをサボったばっかりに「すでに遅すぎたり」「多大な修理費用がかかったり」なんてこともあります!

ですので、あまり車に詳しくない方や興味がない方でも、最低銀のメンテナンスは日頃から心がけた方が余計な出費も抑えられますし、後悔もしない筈です!

そんな方々に日々の重要なメンテナンスの一つ「オイル交換」について、できる限り分かりやすくお話ししたいと思います。

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そもそもエンジンオイルの役割は?

「そもそもエンジンオイルの役割って何?」っと言う方もいらっしゃるかもしれません。

エンジンオイルの役割を簡単に説明すると、「エンジンオイルは車のエンジンの内部を循環して、金属同士の摩擦を軽減・錆防止・洗浄・冷却などの役割をしています」

例えば、オイルマッサージなどでオイルを体に塗りますよね?

その時に、もしオイルを塗らなければ滑りが悪いので皮膚を引っ張られたりして、凄く痛いと思います。

車のエンジンは金属の塊です。しかも、常にものすごいスピードで動いています。

なので、そこにエンジンオイルがないとスムーズに動かなくなってしまいます。それをスムーズに動くようにするのがエンジンオイルの役割の一つと言えます。

そのほかには、エンジン自体を冷やしたり、エンジンの中を錆から防いだり、エンジン内部をキレイにする役割などもあります。

オイル交換をしないとどうなるのか?

エンジンオイルを全く交換しないとどうなるのか?

最終的には、エンジンが壊れます

もちろんですが、そうなると走ることも出来ません。

エンジン自体を新しく交換するなどの修理が必要になります。

その費用は、お世辞にも安いとは言えません。

車や使う部品にもよりますが、30万円〜と言った感じです。

年に数回の5000円ほどのオイル交換をケチっただけで、30万円以上の修理費用がかかるなんてバカらしくないですか?

とは言え、ここだけの話、仮に1年間一回もオイル交換をしなかったからと言って、必ず壊れるという訳ではありません。意外とオイル交換をしなくても壊れずに走れてしまうんです。

その反対に、1年もしない内にエンジンが壊れてしまうなんてこともあります。

大抵、オイル交換をサボっていると、次第にエンジン音がうるさくなってきます。そして、エンジンから異音が発生したりします。

細かく言うと、異音の種類や異音の場所によって変わりますが、そうなってしまうと、時々オイル交換をすれば異音が消える場合もありますが、ほとんどの場合は手遅れです。

エンジンの内部の部品がダメージを負っている場合が殆どです。

それでも、普通に走れてしまうのでそのまま放置してしまうなんてこともよくあることですw

たまに、「よくこれで壊れないなぁ〜」なんて感心することもあるぐらいです。それぐらいエンジンは丈夫ではあるのですが、壊れる時は壊れますw

こればかりは運によるとしか言いようがないですねw

それでも、オイル交換をサボることは確実に車のエンジンの寿命を縮めているのは間違いないですよ!

オイル交換の交換時期目安は?

ではオイル交換の交換時期の目安ですが、

交換時期は普段の使用頻度・走行距離・期間などによって変わってきます。

一般的な交換目安(メーカー推奨)

オイル交換の目安
  • 「ガソリン車 15000㎞ または、1年」
  • 「ガソリン車(ターボ付き) 5000㎞、または6ヶ月」
  • 「ディーゼル車 5000㎞〜20000㎞、または半年〜1年」

です。

これらは、車の説明書にも記載されています。

さらに、「シビアコンディション」と言って車を激しく使う場合。

例えば、「山道をよく運転する」「長距離を走る」などと言った使い方をする場合は、オイル交換の距離と時期は早くなります。

補足

「シビアコンディション」とは、スポーツ走行や山道走行などの過酷な状況下での走行と説明されていますが、実は日本での普段の走行もある意味「シビアコンディション」とも言えます。

その理由は、海外のように果てし無く長い道を走るのではなく、普段町中などを走るときに何度も信号待ちなどで、停止、発進の繰り返し。短距離走行(いわゆる、チョイ乗り)などは、実は車にとって過酷な状況です。

なので、本当ならば、日本での走行ならば「シビアコンディション」を目安にオイル交換をしたほうが望ましいとのこと。

「これは、オイルメーカーの方から直接聞いた情報です」

ちなみに、僕が整備士として働いていた時は、大体どんな車種でも「4000km〜6000㎞、または6ヶ月に1回」の頻度で交換をオススメしていました。

おそらく、ほとんどの修理工場などでもこのぐらいの頻度でオイル交換を実施しているのではないかと思います。

それに、オイル交換は早めに交換したとしても、全く問題ないです。むしろ、その方が常にキレイなオイルを使用するのでエンンジンには優しいですね。

その反面、自分のお財布にはあまり優しくありませんけどね・・・。

最近の車のオイル交換時期について

最近の車のオイル交換の時期についてですが、

車の説明書を見てもらうとわかりますが、現在の新しい車(ガソリン車)のメーカー推奨のオイル交換時期は、

  • 「15,000㎞ または1年ごと」

外国産の車の場合は、

  • 「30,000kmまたは1年ごと」

が推奨の交換時期になっています。

これについては、メーカーが推奨しているので間違いはないと思います。

上記で僕が言ったように「4000km〜6000㎞、または6ヶ月に1回」だと年間に2回オイル交換をする必要があります。

それに比べて、メーカー推奨の交換時期の場合は1年に一回でいいことになります。

「その方がお財布に優しいから嬉しい!」

と思うかもしれませんw

ただ、個人的には「4000km〜6000㎞、または6ヶ月に1回」で交換した方がいいと考えています。

メーカーが推奨する交換目安だと、ちょっと不安でもあります。

さすがに、「15,000㎞ または1年ごと」は個人的に長すぎですね!

それに、オイル交換をする時に入れるオイルの種類によって交換の距離や時期は変わってきます。

あまりにも安いオイルを使用すればその分早めに交換した方がいいですし、性能の高いオイルを使用すれば交換時期はその分長くなります。

以前に、外国産の車で1年間無交換のオイル交換をしたことがありますが、

「これって本当に大丈夫なのか?」

っというのが正直な感想でした。

それを見てしまうと、僕は1年もオイル交換なしで走りたくないなと言うのが本音です。

ちなみに、その車種はアウディだったのですが、ディーラーでのオイル交換の金額を聞いてしまうと一年に一回がちょうどいいかも・・・・と考えてしまいます。そのぐらい、びっくりする金額なんです・・・。

ですので、その辺りはいつもお世話になっているディーラーや修理工場の方に相談しましょう。

大抵の場合、修理工場では「5000km」ぐらいで交換した方がいいと言われると思います。

ディーラーの場合は、メーカーの推奨交換距離で交換した方がいいと言われるかと。

「結局どっちがいいのか?」

上記でも言いましたが僕個人的には、いくら最近の車でも、高級車でも、

「4000km〜6000kmまたは半年に一回」

で交換した方がいいという意見です。

もし、「15,000㎞ または1年ごと」の交換で問題なく長く乗れるならば、それでいいかと思います。

仮に、それによってエンジンが壊れたなどと言ったことが起こった場合は、次からはもっと早めに交換するようにすればいいと言うのが僕の考えです。

実際にオイルメーカーに聞いてみました!

実は、これについても、実際にオイルメーカーの方に聞いたことがあるのですが。

「はっきり言ってしまうと、オイルの性能は『15,000㎞』以上はまず保たない!」

と教えていただきました。

とは言え、すぐにエンジンが壊れるのではなくて、走行距離が増えてきた時のエンジンのコンディションが変わるとのことです。

もちろん、メーカー指定のオイルですので性能的に十分ですし、問題はないはずです。

例えば、10万㎞走行の車があるとしたら、

そのときに、

『15,000㎞』ごとオイル交換をしていた車と、

『4,000㎞〜6,000㎞』ごとにオイル交換をしていた車とでは、エンジンの痛み具合に差が出るとのことです。

場合によっては、前者の場合、エンジンが壊れる、または調子が悪くなり修理、または交換が必要になることもあります。

酷い例を出すと、オイル交換を全くしない車で5万㎞ちょっとの走行距離にも関わらず、エンジンが故障してしまったと言うこともあります。

どいうことかと言うと、長い目で見ると、こまめにオイル交換はした方がいいと言うことです。

せっかくの愛車を長く、大事に乗りたいと言うならば、こまめにオイル交換するべきです!

オイル交換2回に1度はオイルエレメントの交換を!

お店などでオイル交換をしてもらう時に、必ずと言ってもいいほど聞かれる「エレメント交換しますか?」と言う質問。

エレメントとは、オイルフィルターのことで、エンジンオイルをろ過してオイルに含まれる鉄粉やゴミを取り除く役目をしています。

これも、交換をサボるとフィルターが次第に詰まってきて、ろ過しにくくなります。そうすると、エンジンにも悪影響にしかなりません。

ですので、目安として、

交換目安

オイル交換2回に一回は交換しましょう!

値段もオイル代に加えて「1500円〜3000円」ぐらいなので、そこまで痛い出費ではないかと思います。

オイル交換の金額は、車種・オイルのグレード(ブランドや性能の違い)・オイルの量によって変わりす。ですので、まずはお店に金額を確認しましょう!

オイル交換の方法

一様オイル交換の方法も紹介しておきたいと思います。

オイル交換をするには、一般的に2つの方法があります。

オイル交換の方法
  • 「車の下からオイルを抜く方法の下抜き」
  • 「車の上からオイルを抜く上抜き」

車屋さんなどで、オイル交換をしている作業風景を見たことがある方はわかるかと思いますが、大抵は車の下に潜ってオイルを交換します。

「上抜き」の場合は上からオイルを吸引する専用の機械が必要になるので、あまり一般的ではないです。

これは修理工場によるのかもしれませんが、僕の経験では「上抜き」でのオイル交換はしたことがありません。大抵車の下に潜ってオイルを抜いて交換します。

その方法は、

「エンジンの一番下に「オイルパン」と言うオイルが溜まってる場所があります。そこにボルトがあるので、そのボルトを外してオイルを抜きます。オイルが抜き終わったら、ボルトを戻し、オイルを規定量入れて完了です。」

自分でオイル交換をしたことがある方はわかると思いますが、オイル交換は実は簡単です。

物凄く簡単に言えば、「オイルを抜いて入れるだけですw」

ですが、車に詳しくないと言う方には難しい作業です。その場合は修理工場などにお願いしましょう。

まとめ

日頃の車のメンテナンスについては、他にも色々とありますが、エンジンオイルの交換だけは最低でも定期的に実施しましょう!

それだけでも、長く車に乗ることが可能です!

それほど、エンジンオイルの交換は重要なメンテナンスということです。

タツキチ

車に詳しくない方や興味がない方でも、車に乗っているならばそこだけはしっかりやるべきところです!!

面倒臭がらずに、しっかりやりましょう!

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