「人生初のWWOOF体験は2週間で終る事になりました・・・」
正直言って最高とは言えない体験になってしまいました・・・。
おそらく、僕にも非があったのかもしれないし、ホスト側にも非があったのかもしれない。はっきり言って未だに納得いかない部分もあります。
もはや、一体何が原因でそうなったのかはもう確かめようがないのが、少し心残りですね。
そんな、何とも微妙な感じで終わったWWOOF体験をお伝えしたいと思います。
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WWOOF体験1週間
前の記事「WWOOFでの初仕事について。果たしてWWOOFでの仕事ってどんな感じなのか?」でオーストラリアで初めてWWOOF(ウーフー)での初仕事について書きました。
初仕事は、ひたすら草むしりをして終わったのですが、てっきり、このまま毎日草むしりをやるのかと思っていた。
正直いうと、そこまで仕事がある様には見えなかったんです。
後から聞いて知ったのですが、僕がいた時はまだ忙しくない時期だったようなのです。もう少ししてから、忙しくなってくると言う話でした。なので、その時は、そこまで仕事がある訳ではなかったと言う事だったようです。
なのですが、意外にそんな事はなかった!
僕はこの1週間、なぜか同じWWOOF(ウーフー)仲間の、フレンチカップとは別の仕事を言い渡されました。
その仕事内容は、ホストの家の修繕の手伝いです。
「何で?」って思った方もいるかもしれませんが、上記でも書いたように、この時期は余り忙しくなかったからだと思います。
そして一週間の間、家の壁の修繕・家の中にある暖炉の修繕・その他雑用をして何気に忙しい日々を過ごしました。
さらに、週末にはホストの方とそのお友達と一緒に海に連れていって貰ったりもして、何気にしっかりとホストの方達と交流する機会があったのです!
ですが、その時、僕はふと疑問に思った事がありました。
「何で、WWOOF(ウーフー)仲間のフレンチのカップルは一緒に海へ行かなかったのか??」
どうやら、フレンチのカップルは、すでにセカンドワーホリビザを取得する為の日数を満たす事ができたから、もうすぐWWOOF(ウーフー)をやめて出て行くというようなことをホストに聞きました。
とはいえ、「いくらもうすぐ出て行くからと行って、週末に一緒に出かけたって別にいいんじゃないのか?」っとも思っていました。
その答えは、後から知る事になるのですが・・・。
そんな、僕のWWOOF(ウーフー)生活が始まってから、約一週間経った頃のことです。
WWOOF(ウーフー)仲間のフレンチカップルは、この後、違う町へに車で向かう予定だと言っていました。その道中、何処かファームで働いてお金を貯めるつもりらしい。
その話を聞いた瞬間、なぜかその話にすごく魅力を感じてしまった僕。
僕は2人に聞いてました。
「一緒に行ってもいい?」
すると、2人は、
「いいよ!!」
っと快く承諾してくれました。
そんな訳で、WWOOF(ウーフー)を初めて1週間ですが、移動をすることに決めた訳ですが、これが悲劇の始まりになろうとは全く予想してなかったですね・・・。
ホストに出て行く事を伝える
WWOOF(ウーフー)をやめて、フレンチカップルと一緒にここを出て行こうと決めた次の日。
僕はその旨をホストの奥さんに、つたない英語で説明しました。
すると、奥さんは快く「わかった」 と言ってくれました。他にも、色々経験する事は良い事だ的な事も言っていました。
取り敢えずひと安心して、その日は仕事に戻った訳ですが・・・。
そのまま数日が過ぎた頃事件は起こった・・・・
出て行くいことをホストに伝えた日から数日が経った、お昼過ぎの頃の事です。
いつものように、僕とフレンチカップルと3人で畑の草むしりをしていました。
しばらく仕事をしていて、フレンチの2人が何やら言い争いを始めました。
それを、眺めていた僕・・・・。
「なに? なに? 急にケンカ始めたけど・・・・!!」
喧嘩を止めるにも、僕には止める事が出来ません。
だって僕フランス語、理解できないんですもん・・・・。
そうなんです、彼らはフランス語で会話をしていたので、喧嘩の理由もわからない。しかも、本当に喧嘩してるのかも今一わからないと言う状況・・・。
その後、彼女の方が急に何処かへ行ってしまった。彼氏も僕に謝りながら、彼女を追って行ってしまう・・・・。
そして、僕はただ呆然と立ち尽くす・・・・。
「あぁ、どうすればいいかなぁ〜」と考えて、取り敢えず僕に出来る事はないから、仕事に戻ろうとした時、近くにあったニワトリ小屋の中にあるものが目に入った。
何と小屋の中には・・・
「体調1メートル程のイグアナがいるではないですか!!!」
こんなのです↓
僕はニワトリ達が食べられるんじゃないかと心配になったんですね。そこで、なんとかイグアナを小屋から追い出そうと試行錯誤してみました。
すると、タイミングよく、ホストの旦那さんが近付いてきました。
そして、、、
ホスト:「何やってんだ、おまえは!!!!!!」
「はい??」
僕は訳も分からず”また”唖然とします・・・・。
僕:「えぇ〜、なんか怒鳴りながら近づいてくるんですけど〜!!!!」
怒鳴り散らしている旦那さんの話を一生懸命理解しようと聞いていたのですが、正直全て理解できなかったのが歯がゆい。
旦那さんの言い分によると、どうやら僕がサボっていると思ったらしい。
そこで、僕もニワトリ小屋の中のイグアナの事を説明しなければと思い、話をしようと試みたのですが、全く聞く耳を持たない・・・・。
「なんでかマジ切れしてる・・・・」って心の中で思いながら、謝る僕・・・・。
そして、旦那さんは家の方へ歩いて行ってしまった。
僕は取り敢えず、訳も分からず、イラッとしながら仕事に戻ったのですが、イライラは増すばかり。
そもそも、なんで怒られたのかもはっきりしない!
英語が分からないからとか関係なしに、理由が分からなかったのです。
僕はただ、小屋の中を見ていただけだったのに・・・・。正直言って、怒鳴って怒られる程の事をしてたとは思わなかったんです。
そこで僕は色々考えました。自分に何か非があったのかどうなのかなどなど。
しかし、答えが出る訳がないので、直接ホストの家に行き話をする事にしました。
ホスト達との会話で以外な事実が発覚する!
ホストの家に行ってみると、そこには旦那さんと奥さん2人ともいました。
そして、僕はニワトリ小屋の事を説明したのです。
しかし、予想外な返答が返ってきました。
なぜかホスト達は、フレンチカップルの事について話し始めたのです。
話の内容は、どうやらホスト達はフレンチの2人の事をあまり良く思っていなかったようなのです。
はっきりとした理由は分からなかったのですが、以前に彼らが壊したらしい洗浄機(機械)の事や、あまりホスト達とも関わろうとしない態度が気に入らないと言うような事を言っていました。
それに加えて、どうやら僕が出て行くと言った事も気に入らなかったようなのです。
奥さんの話だと、2週間は早すぎるとの事。
しかし、僕が、WWOOF(ウーフー)Fをする前に、WWOOF(ウーフー)の本で条件など確認した時には最低1週間の滞在が条件として書いてありました。
それが正しければ僕はしっかり1週間は滞在してるし、条件は満たしている筈なんですが・・・。
その前に、この話を奥さんにした時はそんな事一言も言ってなかったし、むしろ応援してくれてるのかと思ったのに・・・・。
僕にしてみれば、「?????」でした。
けれども、ホストの2人は怒っていました。特に旦那さんが!
そして、こんな事も言われました。
「 今までに日本人の人達も何人かWWOOFに来た事があるけど、お前はその日本人の中で最悪だ!」と・・・・。
「はい、実は僕、今までの日本人ウーファーの中で『ワースト1位』に選ばれました!」
「全然、嬉しくねぇ〜w」
そんな訳で、ここを出発する日までの数日間、もの凄く気まずい雰囲気の中生活して行く事になってしまったのです・・・。
この時、納得した事が一つありました。
上記でも書いたように、「なぜフレンチカップルの2人は海に一緒に行かなかったのか?」についてです。
要するに、ホスト達は、フレンチカップルの2人の事があまり好きじゃなかったって事だなと。
でも、僕にはとても親切にしてくれましたし、海にも連れて行ってくれました。
それに、実はホストの二人はフレンチの2人が出て行った後の僕の事もしっかり考えてくれていたらしいのです。
そんな事とはいざ知らず、僕は自分の好き勝手な行動を取ってしまったという訳です。
そう考えると、僕の行動がいけなかったのかもしれないと思う反面、納得できない部分もありました。
最後に
こんな感じで、僕の人生初のWWOOF(ウーフー)体験は残念な感じで幕を下ろしました。
結局この後は、1度もWWOOF(ウーフー)はやりませんでした。
もしかしたら、微妙にトラウマになったのかもしれなません・・・。
未だに納得いかない部分もありますが、ホストの方々が全て悪いとも思わないです。
僕にも少しは、非があったのかもしれないと思っています。
もしかしたら、ホストの方達の話している事をしっかり理解していなかったのかもしれないです、僕が言いたかった事をしっかりと伝えられていなかったのかもしれないですし。
「この時が、一番英語が出来ない事に対して後悔した時でした・・・・。」
この時、僕は英語がそこまで出来なくてもなんとかなると思っていた節がありました。
たしかに、この時点で僕は4ヶ月は海外で生活していた事になります。もしかしたら、勘違いをしていたのかもしれないなと。言い方を変えれば、「天狗」になっていたのかもしれないなと。
「4ヶ月も海外で過ごしてきた自分、英語で外国人と会話をする事が出来ると思っている自分自信にです・・・・」
今考えると、すごく恥ずかしいですね・・・w
確かに、英語が出来るに越したことはありません。ですが、人間同士の付き合いは言葉だけで全てうまくいくとは限らないなとも思います。
でも、言葉はいい人間関係を築くためにとても大事な手段である事には違いないです!
確かに、これまでのワーホリ生活で英語が出来なくてもなんとかなってきました。
友達が出来たり、アルバイトしたりと色々と。
それでも、英語が出来ないが為に他人に迷惑をかける時もあるって事を、この時身をもって体験しました
これは2012年〜2013年にワーホリに行った時の経験に基づいて書いています。
現在は、細かい変更などがある可能性がありますので、その辺りはご了承ください。
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