「自分の車の整備・メンテナンスが出来るようになりたい!」その勉強法について!

車のブレーキを修理している画像

「車に詳しくなりたい!」

「自分の車を整備できるようになりたい!」

と思っている方も多いかと思います。

学校で勉強しなくても、整備工場で働かなくても自分の車の整備ぐらいはできるようになります!

必ずしも整備の学校に行って勉強したり、修理工場で働いたりしなくても車に詳しくなることは可能ですし、修理を覚えることも可能です。

ただ、現在は電子制御の車がほとんどです。

新しい車になればなるほど、自分で修理することが難しくなる部分もあります。

ですが、足回りの修理や基本的なメンテナンスなど電子制御されていないような場所の修理ならば大丈夫です。

それも含めて、僕の経験を元にその方法をお伝えします。

整備士になりたいとお考えのあなたへ、元整備士が本音で語る整備士の仕事内容などについて!」の記事でもお伝えしていますが、整備士になりたいと言う方に向けて、元整備士をしていた経験を元に正直にお伝えしました。

この記事では、別に整備士として働くことを目指しているわけではなくて、あくまでも自分の車を修理できるようになりたいという方に向けての記事です。

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車の整備ができるようになる為に必要なこと

まず初めに、車の整備ができるようになるにはどうすればいいのかについて僕の経験を交えながらお伝えします。

上記の記事」でも紹介していますが、僕自身整備士の学校に行って勉強したわけではありません。

僕の場合は、自分自身で勉強して、仕事で実践して、先輩整備士の方達から教えてもらいながら整備の技術を盗んだりして整備の知識・技術を学びました。

もし整備士になりたいと言う方ならば学校に行った方が資格もすぐに取れますし、整備に関しての知識はつけることができるのはもちろんです。

ただ、整備の技術は学校だけでは物足りないと僕は考えています。

実際に学校に行った訳ではないので、詳しくはわかりませんが、学校に行ったからと言って整備ができるようになる訳ではないです。

結局は、 「経験が一番大事」です!

経験無しに整備ができるようには絶対になりません!

ですので、何よりも 「自分で実際に修理することが整備ができるようになるために必要なことです!」

具体的に整備ができるようになるために必要なことは?

「実際に修理することが重要なのはわかるけど、具体的にどうすればいいの?」って思っている方もいるかと思います。

実は、僕自身初めて車の整備をしてみようと思った時に、いったい何から手をつけていいのか全くわかりませんでした。

僕が実際に実践したことは、いたってシンプルです。

  • 「車と整備の知識をつける」
  • 「人が修理しているのを見る」
  • 「実際に自分で修理してみる」
  • 「壊れた車やいらない部品をバラしたり、修理する」

基本的に上記の繰り返しです。

車と整備の整備の知識をつける

そこで僕が初めてにやったことは、「車についてと整備の知識をつける」ことから始めました。

そうです、いわゆるお勉強をしました。

まずは、整備の基礎の基礎からの勉強です。

その理由としては、そもそも車の基本的な構造自体がわからないと修理自体できないからです。基本的な整備を例に挙げると、エンジンオイル交換ですらある程度構造を知っていないとできません。

オイルを間違った所から入れてしまったり、エンジンオイルではないオイルを間違って抜いてしまう事も実際に起こります。

ですので、最低限の車の構造の知識は必要です!最低限の知識無しに下手に修理すると、修理できずに壊すか・修理できずにお手上げ状態になる確率が高いです。

「そういう方も実際に何人と見てきましたw」

僕の場合は、たまたま整備学校の教材などが手に入れることができたので、それらでも勉強しました。

その頃には整備士になろうと思っていたので、しっかりと知識をつけるためにです。そのほかには、車や整備関連の雑誌などでも勉強していました。

僕のお気に入りだったのが、「オートメカニック」と言う雑誌です。

色々なジャンルの車の整備の方法を写真を交えながら紹介されているので、かなり参考になりますよ。

または、あくまでも自分の車を修理できればいいと言うのであれば、愛車の整備について詳しく説明されている雑誌などを読み漁るのもありです。

僕は、免許を取ってから「日産の180SX」と言うスポーツカーに乗っていたので、これに関しての雑誌も読み漁っていました。

やはり、車によって部品も構造も違いますので、基本の構造の知識だけでは必ず足りなくなります。

それに、車によって壊れやすい部品だったり、よくある修理などがあります。それを知っているか知っていないかでも修理に影響する事もあるので知っておく方がいいですね。

人が修理しているのを見る

もし機会があるならば、誰かが修理しているのも観察しましょう!

これは結構重要なことです!

人によって同じ修理でもやり方が違う場合もありますが、それも含めてよく観察してください。

そして、その方法を盗みましょう!さらに機会があるならば、実際に自分で同じ修理が出来るならばさらにいいです!

まずは、人の真似から入ると言うことですね。だた、これは修理工場などで働くかしていないと難しい所・・・。

もし、知り合いなどで車の整備に詳しい方がいないと言う場合は、どこかしらで整備に詳しい方を作りましょう!

例えば、行きつけの修理工場を見つけるとか、車関係の集まりがあればそれに参加するとかですね。

または、修理工場などで無給でバイトさせてもらえるようにお願いするとかも可能性としてはアリですよ。

実際に自分で修理してみる

やはり実践に勝るものはありません。

実際に自分自身で修理をしてみましょう!ただ、初めの頃はどうしていい分からないのも事実・・・。

なので、上記で挙げたように「車と整備の基礎知識をある程度つける」と「人が修理しているのを見る」ことによってある程度はどこから手をつけていいのかわかるようになってきます。

とはいえ、初めの頃は基本的な修理から始める方がいいです。

例えば、

「オイル・フィルター交換」、「タイヤ交換」、「電球の交換」などですね。

比較的簡単で、自分でできそうな所から一つずつ挑戦しましょう!

それを繰り返していくうちに、他にも色々なことが出来るようになるはずです。

この時に注意することは、「安全第一です!」

タイヤを外す場合や車の下に入って作業する修理もあります。その場合の準備を安全対策を怠っては絶対にいけません!

必ずこのような車の整備をする上での基本的な安全対策の知識もしっかり学ぶことが必要です。

実際に整備士の方で、車の下に潜る際に、リジットラック(通称ウマ)と呼ばれる車をあげた際に固定しおくものを使わずに、ジャッキのみで車の下に潜る方もいますが、あれは危ないですのでやめましょう!

もし車が落ちてきた場合、自分が大怪我をするのはもちろんですが、周りの方にも大変心配をかけますので、決して真似しないように!

そう言った基本的な部分も知ることも重要です!

ですので、上記の二つを飛ばして、いきなり実際に修理をしてもいいですが、出来れば詳しい方に監督してもらいながらにしましょう!

さらに出来ればしっかりとやろうとする修理に関しての予備知識などをしっかりとつけてから修理に臨みましょう!

そうでないと、何かあった時に対処ができなくなります。そして、結局修理工場に持ち込むことになるのは想像できますよね?

壊れた車やいらない部品をバラしたり、修理する

こちらは、たまたまそういう環境だったので、可能なことですが、

いらなくなった車やエンジンなどが手に入るならば、それらをひたすら分解して、元に戻すということを繰り返すだけでも、車に大分詳しくなります。

流石に、自分の車とはいえ、ちゃんと動いている車を分解して、元の戻すということをする方はあまりいないと思いますw

ですが、もし、もう廃車にするような車や捨てる部品があるならば、それらを自分で実際に分解して、構造を調べて理解する。

そして、可能ならば修理(とりあえず元に戻す)してみる。

それを繰り返すうちに、車の構造についても詳しくなりますし、工具の使い方や、修理のコツなども分かるようになってきます。

工具について

車を修理する際に絶対に必要なる工具について。

ご存知の通り、車を修理するのに工具が必要になります。正直これは、自分で揃えるときりがありません。ですので、最低限自分がする修理に必要な分を揃えましょう。

そして、もし初めての修理をする際に新たな工具は必要になった時に買い揃えればいいでしょう。工具も人によってかなり好みが分かれるので、一概にはいえませんが、個人的に考える工具についてです。

関係ない話ですが、僕は工具が大好きです。

ですので、ただ修理するための工具としてだけでなく自分のお気に入りの工具を揃えていました。別に有名ブランドの工具を揃える必要はありません。

ですが、だからといってダイソーやホームセンター(ブランドの工具もあります)などで売っている安い工具はおすすめしません。

できれば、そこそこ有名な工具メーカーのものを使った方がいいですね。

一回揃えてしまえば、そこまで壊れる事はないので。

さいごに

一人で整備の修理を一から覚える事は本当に大変です。

整備や車の知識はある程度一人でもつけることが出来ますが、実際の修理の知識や技術となると一人だと経験値を増やすことが難しいです。

その理由として、

  • 第一に、「設備がない」
  • 第二に、「工具がない」
  • 第三に、「整備に関する資料がない」

などの理由もありますし、修理工場で働いているのとは違い自身の車を修理するだけですと、そんなに修理する機会ってあまりないですからね。

さすがに、自分の家にガレージがあって工具や設備がある程度揃っていると言う方はまずいないと思いますのでw

ですが、ある程度の車や整備の知識と経験が増えてくれば、ある程度の事は工夫次第で出来るようになるので心配は無用です。

僕の経験ですと、整備士だった時に自分の家でも自分の車を修理していました。

幸いにも簡易的なガレージがあったので、雨風はしのげる環境だけはあったので、そこでエンジンを修理したり足回りの交換などの重整備もしたりしてました。

知識と道具があれば、やり方次第でいくらでもやり方はあります。

時間はかかるかもしれませんが、少しずつ車と整備の知識をつけながら、実際に自分の車を修理していれば徐々に整備が出来るようになります。

僕自身、自分の車をいつも自分の整備の実験台として修理していましたしねw

色々と壊したりもしたこともありますし、うまく修理できずに人の力を借りたことも沢山あります。

それが出来るのは自分の車だけですからねw

最後に、車の整備ができるようになる為に必要なのは、知識と経験です。

実際に車を整備しないことには、車の整備ができるようにはなりません。何より、実践が大事です。

あとは、数をこなすってことですかね。

ただ、これを全て一人で試行錯誤しながらやるのは大変ですし、限界があります。なので、出来るならば車に詳しい方の指導の元、修理の勉強・経験することをオススメしておきます。

なんか最後の最後に当たり前のことになってしましましたが、これが事実です!

余談ですが、知り合いに整備士でもなく学校で勉強したわけでもない方でトヨタのトレノAE86(通称ハチロク)に乗っている方がいるのですが、

その方は、自分の車ならばほぼ全てに関しての修理ができます。

エンジンのオーバーホール、クラッチ交換、ミッション交換、足回りの交換など殆ど全て自分で、しかも自分の庭でやってしまうような方です。

車によっては構造が簡単で整備がしやすい車というのもある事はありますが、それでも最低限の知識や技術は必要です。

その方の場合は、他の車の整備もやろうと思えば出来ると思うのですが、一切やらない方です。

理由は、構造が自分の車と微妙に違うからというのも理由の一つのようです。

ですので、本当に自分の車(ハチロク)に限りの整備ならば全てやるけど、他の車はやらない(出来ないとも言える)。

そんな方もいますよと言う話でした。

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