ニュージーランドで車の整備の仕事を始めて1ヶ月の実体験!

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現在(2019年)ニュージーランドでワーホリ中!

以前の記事「ウェリントンで車の整備士の仕事をする!探した方や実体験」でニュージーランドで車の整備の仕事を始めたことについて書きました。

そして、ニュージーランドで整備の仕事を始めて1ヶ月が経過。

少しずつですが、仕事環境にも慣れてきなかなと言った感じ。

まだ1ヶ月ですが、実際にニュージーランドで整備の仕事をやってみての実体を紹介します。もし、ニュージーランドでの整備の仕事に興味がある方へ何か参考になればと思います。

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ぶっちゃけニュージーランドでの整備の仕事ってどうなのか?

「ぶっちゃけニュージーランドで整備士の仕事をするのってどうなのか?」

まだ1ヶ月しか、しかも1箇所でしか働いた経験がないので、他と比べることは出来ませんが、いま現在の職場で働いてみてけっこう働いやすいなと感じています。

ちなみに、いま現在の職場は比較的小さめの整備工場で働いています。小さめと言ってもどの程度なのか分かりにくいですが、なんとなくの目安としてリフトが5台ぐらいある工場で、スタッフが5人ぐらいの小規模な職場です。

僕の場合、日本で整備の仕事をしていた時は個人経営の整備工場で働いていたので、比較的自由に働いていましたが、それよりも働きやすいんじゃないかと感じます。

残業も全くないですし、土日は基本的に休みですし、給料もそこまで悪くはないと思います。

ただ、これは僕の体験談ですので、ほかの整備工場ではどうなのか分かりませんが、仕事についてあまり細かくは教えてもらえませんね・・・。

もちろん聞けば教えてくれますが、基本的に放置プレイが多いですw

何かしら作業をしてるときならばいいのですが、たまに、何をやっていいのかわからない時がありますね・・・。

それに、次に何をすればいいのか聞いたりするときに、マネージャーやほかのスタッフが忙しいくしているときは、大抵スルーされます。まぁ、わからなくもないんですが・・・。

「忙しいから、ほかの人に聞いてくれ」っと。

ほかの人って言っても、スタッフ自体多くないので聞ける人が限られているのに・・・って感じになりますね。

これは、今までワーホリで仕事をしてきて思うことですが、あまり手とり足とり教えてくれることはあまりないですね。それに細かく指示を出すこともあまりないようにも感じます。(もちろん仕事内容にもよると思いますが)

基本的なことを教えて、「あとは自分でやってみて!」ってパターンが多い気がします。

仕事内容は?

僕が今働いている整備工場での仕事内容は、基本的な修理・整備、WOF(warrant of fitness )が主な仕事内容です。

基本的な修理・整備は、オイル交換、タイヤ交換などからタイミングベルト交換、クラッチ交換、エンジン載せ替えなど全般の修理をします。

そして、WOF(warrant of fitness )というのが、日本で言う車検のようなもので、この検査に通らないと公道を走ってはいけません。(ちなみに内容的には日本の車検とは全くと言っていいほど違います!)

興味深いのが、この「WOF(warrant of fitness )」では、基本的に走行するときの安全に関わる部分しか点検しません。

日本の車検の場合は、ブレーキを分解して点検、プラグなどを外して点検しますが、WOF(warrant of fitness )の場合は、基本的に分解して点検しません。

言ってしまえば、エンジンルームの中は点検しません。たとえば、ブレーキフルードの量とか、エンジンオイルの量とか、クーラントの量とか。

点検しないとはいえ、もし何かしらの異常に気が付いたら、お客さんに知らせます。ですが、WOF(warrant of fitness )の項目になければ、修理しなくてもいいと言う感じです。修理するしないは、お客さん次第というスタンスのようです。

簡単に言うと、ライト類、シートベルト、ボティのサビ、ベアリングなどの遊び・ガタの点検・排気漏れ・ブレーキの効きの点検などです。

なので、かかる時間も1時間程度になります。

日本の車検とは全くと言っていいほど違うので、はじめは戸惑いますね。

ちなみに、もしさらに詳しく点検整備をしてもらいたい場合は、「WOF(warrant of fitness )」とは別に「サービス」と言う別のサービスをお願いする必要があります。

ただ、WOF(warrant of fitness )は、資格がある人しかやってはいけないそうなので、僕は基本的に修理・整備をしています。

基本的に全般の車種を取り扱っていますが、やはり日本車がダントツに多いです。

あとは、ヨーロッパ車が少しあるかなと言った感じです。

余談ですが、

整備士の方はわかると思いますが、整備の仕事をする上で作業自体が早い事を気にすることが多いと思います。

この1ヶ月ニュージーランドの整備士の方達と一緒に仕事をしてみて感じた仕事の仕方についてですが、作業が早いです!

言葉で説明しづらいのですが、僕には、とりあえず後先考えずに取り敢えず部品を外していくように見えましたw

これは、人によってかもしれませんが、僕の場合はまず作業に入る前に、どんな構造で、どういう順番で部品を外して、組み立てるのかをイメージするのですが、それをしないように感じます。

取りあえず邪魔なものは端から外して、目的に部品まで早く到達するみたいな感じです。

もしかしたら、いろいろ考えてやってるのかもしれませんが、躊躇がないですね。

あと、これも働く場所や人によると思いますが、けっこうガサツですねw

労働時間

働く時間もお店によって変わりますが、僕の就業時間は基本的に「8時から17時」までです。

そして、10頃にモーニングティーの小休憩15分ぐらい、12頃にお昼休憩30分ぐらいあります。

残業は基本的にありません。17時近くになると片付け始め、時間になるとサーっと帰ります。

給料

ニュージーランドでの整備士の給料はいくらなのか気になるところ。

これまでに、オーストラリアやカナダでワーホリをしていたときに、大抵「車の整備士は給料がいい!」っと言う話を聞いていました。

そして、実際に今回働いてみての給料は、時給「22NZD」です。

ちなみにニュージーランドの最低時給は「17.70NZD」

最低時給よりは少し高いかなと言った感じですね。

ただ、個人的に整備士の給料は高いと聞いていたので、もっと高い給料を想像していましたが、それほど高くないなと言うのが正直な感想です。っと言うか普通?

今現在、トライアル期間での雇用なので、もしトライアル期間が終わった後に時給が変わるのかどうかはわかりませんが、ニュージーランドでの経験年数や資格によっても時給は変わってくるのかなと思います。

僕の場合は、それらがないので妥当な額なのかなと、わかりませんがw

日本円に換算すれば、約時給1500円ぐらいと結構高く感じますが、その分ニュージーランドの物価が高いので、なんともいえないのが正直な所ですね・・・。

最後に

こんな感じで、ニュージーランドで、まだ1ヶ月ですが整備の仕事をしてみての体験談を紹介しました。

個人的な意見ですが、日本で整備士の仕事は好きだけど、残業が多すぎる、辛い、給料が安すぎると思っているならば、ニュージーランドで整備の仕事をしてみるのもアリではないかと思いますよ!

 

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