自分の車を購入したら、自分の好みにカスタムしたり、改造(チューニング)してカッコよく乗りたいと思う方も多いのではないでしょうか?
カスタムや改造(チューニング)をして、「目立った車にしたい」「周りとは違う個性的な車にしたい」と考えている方もいるかと思います。
「その前に、ちょっと待ったです!」
もし、その車を売りたいと考えているのならば、もう少し考えてからカスタムや改造(チューニング)をした方がいいかもしれませんよ。
カスタムや改造(チューニングカー)の度合いにもよりますが、あまりにやりすぎると後々売るのが困難になったり、買取価格が下がる可能性もあります。
勿論、「もう売るつもりは全くない」「買取価格が下がっても気にしない」
っと言う方は心配しないでください。思う存分やってください。
それとは逆で、後々車を売りたいとお考えの方へ、カスタムや改造(チューニング)をした車についてお話ししたいと思います。
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カスタム・改造(チューニング)した車の買取について
Photo by Lloyd Dirks on Unsplash
皆さん、カスタムや改造(チューニング)した車を買取に出すと一体どのぐらいの金額で買い取ってもらえるかご存知でしょうか?
一般的には、カスタムや改造(チューニング)した車は、純正(ノーマル)の車よりも査定額が低くなる傾向にあります。
その一番の理由は、純正の車の方が一般向けである事。その方が販売店からすれば売りやすいと言う理由が挙げられます。
その一方で、カスタムや改造(チューニング)した車の方が純正の車両よりも買取価格が高くなるなんて場合もあるのも事実です。
もちろん、お店によって得意なジャンルがあるので、カスタムや改造の度合い、車種によっても買取価格は様々です。
もはやカスタム・改造(チューニング)した車は、そのお店のさじ加減とも言えます。
カスタム・改造(チューニング)した車を売る時の注意点について
では、カスタム・改造(チューニング)した車を売る時の注意点をご紹介します。
- 「 外装パーツなど純正に戻す」
- 「 専門のお店に持っていく」
- 「一般的に人気のあるパーツはそのまま残す」
外装パーツなど純正に戻す
もし、カスタム・改造(チューニング)した車を売る場合は、できる限り純正のパーツに戻した方が、買取価格が高くなる傾向にあります。
ですので、もしご自分で(またはお店に頼んで)カスタム・改造(チューニング)する場合は出来るだけ純正の部品は念のため処分せずに残しておく方がいい場合があります。
車の顔とも言える、バンパーなど大きい部品の場合は、場所をとって困ると言う事もありますが、それでもできるだけ残して置いた方がいいです。
その方が、売るときに純正(ノーマル)に戻す事が出来きますので。
外装のエアロパーツなどは特に純正に戻した方がいい場合があります。ついているパーツにもよりますが、安物の外装パーツだと純正に比べると、フィッティングが悪かったりします。
そう言った理由が買取価格が低くなりがちな理由と言えます。
その他には、外装パーツは人によって好みが分かれます。あるイベント、テレビなどで使用されたなどと言った理由で人気があるの物は別ですが、そうでない場合は一般的には、やはり純正が人気が高いと言わざるを得ません。
ですが、エアロパーツの中でも、純正オプションなどは逆にそのまま残して置いた方がいい場合がほとんどです。
その理由は、メーカー純正なので、そこまで派手すぎず一般的にも人気が高いからと言えます。純正オプションなどのパーツはいざ自分で購入するとなると、意外といい金額がします。
ですので、初めからそれがついていれば、欲しい人はそういった車を選ぶ事がほとんどです。
その道の専門のお店に持っていく
これは、言うまでもなく、そうした方がいいと言えます。
やはり餅は餅屋と言うぐらいですから、カスタムや改造(チューニング)にも様々なジャンルがあります。
例えば、スポーツカーの改造(チューニング)・内外装のカスタム・オーディオのカスタムなどです。
専門店にもそのお店が得意なジャンルがあるので、その道の専門店にカスタムや改造(チューニング)した車を持って行き相談した方が間違いはありません。
その方が、高価なパーツの価値や現在の人気のカスタム・改造(チューニング)の方法などその道の専門店だからこそ分かる部分もあります。
ですので、もしかしたら通常よりも価格が上がる可能性もあります。
いくら高価なパーツがついている、カスタムや改造(チューニング)にお金がかかっているからと言っても、その価値がわかるお店でなければ、全く意味がないと言えます。
一般的に人気のあるパーツはそのまま残す
上記で、基本は純正に戻した方がいいとお伝えしました。
しかし、車を売却する際に、一般的に人気のあるパーツは残した方がいい場合もあります。
上記でも少しふれましたが、特にオーディオ・ナビ関係、純正オプションの外装パーツなどは一般的に人気があります。
ですので、人気があるパーツは付加価値がついて買取価格にも影響する場合もあります。それとは反対に、いくら高価で有名なパーツでも、一般的にあまり知られていないパーツなどの部品の場合。
例えば海外メーカーのパーツや少しマニアックなパーツの場合は査定に影響されない場合がほとんどです。その場合は、上記でも言いましたがその道の専門店に持っていき相談した方がいいかと思います。
まとめ
一般的にカスタム・改造(チューニング)した車は査定が下がると思っておられる方が多いと思いますが、実はそんなことはなく、一概に全ての車の買取価格が下がるという訳ではありません。
カスタム・改造した車(チューニング)の専門店からすれば、それがそのお店の売りの一つですので、その価値をしっかり評価してもらえる可能性もあります。
そういった専門店は、カスタム・改造(チューニング)した車を自社で作ってから売りに出す場合もあるので、そういった場合は、一から製作するより手間も費用も減らせる場合もあるからとも言えます。
しかし、カスタム・改造(チューニング)した車は、一般的な車よりは売りにくいのは事実です。
それらの車の中でも、希少な車はまた少し扱いが変わってきますが、一般的に絶対数が多い車両に関しては厳しいのは確かです。
ですが、車種によっては海外などで需要があると言う理由で高価買取してもらえる場合もあります。
もし、カスタム・改造(チューニング)した車を買取してもらう際は、専門店・または専門店でなくてもカスタム・改造(チューニング)に詳しいお店に相談するのが一番いいと思います。