シドニーから飛行機で約5時間、ようやくパースへ到着した。
空はシドニーに初めて着いた時に感じたように、今まで見た事がないぐらい青かった。
しかし、無事に着いたはいいものの到着してすぐに、自分の計画性の無さにつまずくことに・・・。
実は、今までに日本でも旅行をした事がなかった僕、空港に着いてまずどうすればいいのか分からなくなりました。
そして、ベンチに座り1人不安になる・・・・。
「何故そんな事になったのか?」
本当に何も計画していなかったんです・・・・。
「泊まる宿も決めてない」
「何処に行こうかも決めてない」
「何があるかも調べてない」
取り敢えず、行けばなんとかなるだろうと思っていた・・・・。
そんな感じで、空港のベンチで考える事数十分、ふとある物が目に入った。
僕の目に映ったのは、パンフレットたちが並ぶ棚。その棚に近付き、それらを手に取ってみる。その中には日本語のパンフレットもあった。
それらを眺める事数十分・・・。
パンフレットたちを握り締め、ベンチからやっと立ち上がる。
ただ座っていても誰も助けてはくれない、とりあえず町の方へ向かう事にした。
って今考えると、「空港に着いてから町に向かうって」普通の事なんですよね。
それぐらい、この時の僕は旅慣れていなかったと言うことです。
そして、インフォメーションセンターのお姉さんにどうやってシティに行けばいいか尋ねると、シャトルバスが出ていと言うので、それに乗る事にする。
値段は確か「20ドルぐらい」
しかも、そのシャトルバス自分が泊まる予定の宿の前で下ろしてくれるというサービス付きだったのだ!
後から知った事なんだけど、シャトルバスは基本的に事前に予約が必要らしい。
あと他に市営のバスがあり、5ドルぐらいで空港からシティまで運行していとのことだ。
そして、何はともあれ無事シティに着く事ができた。
でも、まだ不安は治まらない。
そう、今日泊まる宿がまだ見つかってないのだ!なんとかして宿を探さなくてはいけなかった。
取り敢えずシャトルバスの運転手さんにインフォメーションセンターで下ろしてもらう。そこで宿について情報収集する事にした。
市内の地図をもらい、宿の場所を教えてもらい一番近いバックパッカー宿に向かった。
しかし、ここでまたもやつまずく事に・・・。
「始めに行ったパッパーでは既に部屋がいっぱい・・・」
「じゃあ次はどうだ?」
「2件目もいっぱい・・・」
「ん??」
「このパターンはまさか・・・・」
「シドニーでの失敗の事が思い出される・・・」
「などと思って向かった3件目・・・」
「部屋が空いてたぁ!」
「マジでよかったぁ〜」
「でも、宿代が高い!」
「一泊32ドルだってよ!」
シドニーに比べると確実に値段が高かった・・・。これも後で知ったのだが、オーストラリアの東側よりも西側の方が物価が高いらしい。
だから、取り敢えず2泊だけする事にした。そして、無事チェックインをする事が出来た。
ようやく、背中に背負っている思い荷物を下ろす事ができた。
しかし、これからまた不安に襲われるなんて、この時は思いもしなかったんですけどね・・・。
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これは2012年〜2013年にワーホリに行った時の経験に基づいて書いています。
現在は、細かい変更などがある可能性がありますので、その辺りはご了承ください。