「他人を変えるより、まず自分を変えろ」
「他人を変えることは難しいが、自分が変わることは簡単だ!」
僕自身、上記の言葉を何かの本で読んだ時に「確かにその通りだ!!」っと少し興奮気味に思ったことがありました。
それまでは、相手に対して(上司・同僚・友達・家族など)どうすればその人の考え方や行動などを変えることが出来るのかを考えていました。
例えば、仕事などでも自分以外の誰かの仕事のやり方や考え方などで「こうすればもっとスムーズに行くのになぁ」とか「なんでわざわざそんなやり方をするのかなぁ?」など思ったことがある方も沢山いるかと思います。(もちろん、自分の意見や考えが正しいと思っていたと言うわけではないです。)
そんな時に、「どうすればその人の考え方を変えることが出来るのか?」「どうすれば、自分の意見を相手に納得させる事ができるのか」などの方法を考えたりしました。
しかし、その努力は実りませんでした・・・。
そして、上記で述べたような「他人を変えるよりも自分をまず変えろ!」っという言葉を知りました。
それ以来、相手を変えることを考える前にまず相手の立場になって自分を変えるように努力してきました。言い方を変えると、相手に合わせていたとも言えますが・・・。(その努力が実ったかどうかは謎ですw)
ですが、最近になって、ふと思ったことがあります!
「自分を変えるのって結構難しくね?」
ってことにw
そんな、「他人を変えるより、まず自分を変えろ」っと言う言葉についての個人的に思ったことの記事です。
スポンサーリンク
「他人を変える」ことについて
まずはじめに、「他人を変えること」についての個人的な考えですが、
正直なことを言ってしますと、以前までは他人を変えることは可能だと僕は思っていました。
正確には他人を変えると言うよりは、相手を説得すると言った方がいいかもしれません。
言葉遣いや使う言葉をうまく使うことによって相手の考えを変えたり、納得させたりすることが出来ると思っていました。
少しイメージは良くないかもしれませんが、ある程度は相手をコントロール、または誘導する事が出来ると思っていました。
もちろん相手によって、環境によって、自分の立場によって変わってくるかもしれませんが、ある程度はできると思っている節がありました。
ですが、その考えは改めましたねw
「人を変える事はまず無理だなとw」
そして、今は「別に他人を変える必要なんてなくね?」
って思っています。
時と場合によっては人を変えることは出来るかもしれません。ですが、それを意図的にやるのは僕には無理だなと悟りましたw
それに、他人を変えたり、コントロール(またはマインドコントロール)したいとも思いませんしねw
たまたま、僕が言った一言や僕の考えに賛同してくれて、相手を変えるほどの衝撃を与える事があるかもしれません。ですが、それは僕が意図していたわけではないので、僕が他人を変えたとは言えない・・・。
その場合、僕がその人を変えたのではなくて、その人が自分自身で変わったと言うだけだと解釈します。そして、僕はただ偶然にもその人が変わる何かのキッカケを与えただけだと。
要は、本当に変わりたいと思っている人は、誰に何を言われようと変わる時は変わるし、自分で変わろうとすると僕は思っています。
「自分を変える」ことについて
はじめに正直に言わせていただくと、
「自分を変えるって意外と難しい!」って思っています!
そりゃ、他人を変えるよりは簡単かもしれないけど、だからと言って自分を変える事が簡単だとも思えない!
って言うか、そもそも「自分なんて変える事が出来るものなのか?」って最近思います。
これも以前までは、「自分を変えることは簡単に出来る!」っと思っていました。それに、実際に自分では自分が変わってるとも感じていました。
それに、周りからも「変わったねぇ〜」なんて言われたりするもんだから余計にそう思っていました。
ですが、最近は自分は変わっているのかどうか分からなくなってきてますw
なんて言いますか、基本的な部分は特に変わっている気が全くしない・・・。
ただ、言葉での説明が難しいんですが、変わっていると言うよりも、新たな自分を見つけた感じはありますね。
例えるならば、ある場所で、ある人たちと、ある時の自分を演じているみたいな感覚です。
もっと簡単に言うと、その場所・場面に適した自分になりきっている感覚。
一つ例えをあげると、
このブログでも紹介していますが、僕は「ワーホリ」で海外に滞在していました。
その時のことを少し大げさに言うと、海外で英語を使って生活している自分と、日本で日本語を使って生活している自分は微妙に違う感覚。 でも、基本的な部分は同じ!
みたいな感じです。
一つ面白い体験がありまして、
「プロフィール」でも紹介していますが、僕は以前に車の整備士として働いていました。
そして、日本にワーホリから帰ってきてから、その時に働かせていただいていた車屋さんの仕事を手伝う機会がありました。
その時の事なのですが、その会社では7年ぐらいは働いていたのですが、海外に行って数年たっているのにも関わらず、その会社で働いていた時と違和感なく働いている自分がいます。
小さな会社なので、スタッフの顔ぶれは変わっていないのですが、それでも数年経てば会社の方針や仕事内容、スタッフの方々自身の変化はあります。
それに、僕自身も海外に行って様々な経験をして、考え方など様々な面で変化はあります。
それでも、全く違和感なく働いている自分がいますw
さらに面白いことに、働いていたのはもう何年も前のはずなのに、前に働いていた時と同じギャクを無意識に言っている自分がいたり、「全く同じ会話を昔にしてたな?」っと思いながら会話をする事もあるぐらいですw
そう考えると、実際には変わっているはずなのに、僕自身が変わったとは思えなくなりますね・・・。
ただ、少し違う感覚として、僕自身の基本的な部分は年齢を重ねた事もあるかもしれませんし、海外に行くようになった影響もあるかもしれませんが、変わっていると実感できます。
なんと言うか、アップデートされている感覚にはなりますね。
それなのに、昔の環境に戻ってみると不思議なことに、その当時の自分が顔を出します。
無意識のうちに何年経とうが当時の自分を演じてしまうのかなと。
要は、自分のことであっても、何か物凄い事など強烈なキッカケがないとなかなか自分を変えることは難しいのではないかと。
そして、長い期間同じ環境に身を置いていた場合は特に自分自身をいきなり180度変えるようなことは本当に難しいのではないのかと思います。
その反面、「自分の身を置く環境を変えれば自分を変えることは容易なのではないかとも僕は思います。」
ただ、それは僕の感覚の中では「自分を変えた」と言うよりは、「その環境に合わせた自分になった」っと感じますね。
最後に
最後に、なんて言えばいいのかはイマイチわかりませんが、自分の芯の部分と言いますか、自分の基礎となる部分はどうやって形成されるのかはわかりません。
もしかしたら子供の頃の環境などの影響かもしれませんし、大人になってからの環境の影響なのかもしれません。
でも、その基礎の部分は変えることは可能だと思っています。っと言いますか「変える」と言うよりも「塗りかえる」または「更新」と言った方がいいかもしれません。
「記憶がなくなったりしない限りは、今までの自分を消して、全く違う自分に変えることは無理だからですねw 」
でも、基礎の自分を急に変えるのは結構大変だと僕は感じます。
よっぽど衝撃的な経験をしたり、よっぽどのキッカケがない限りは本当に自分でも気づかないほどゆっくりと変わって行く事だと思います。
ただ、そこで自分を変える為に「行動する事」や「考える事」をしなかったら、「まぁ、変わらないでしょうw」
「自分を変えた」と言ってもそれはただ単にその環境に自分を合わせただけで、実は何も変わっていないって事もあるのではないかと、ふと思いました。
なので、簡単に「他人を変えるよりも、自分を変える」っと言っても、他人を変えるのと同じように難しい事だと思ったっと言うお話でした。