「自分探しとは?」自分探しの旅の本当の意味と理由について考えてみた!

「自分探しとは?」

よく自分探しの旅と称して海外や日本をふらっと数年間バックパッカーしてみたり、海外に留学してみたりする方がいます。

または、海外や旅行に行かなくとも、「自分の人生は本当にこれでいいのか?」と迷いを抱いている方もいるかと思います。

もしかしたら、「自分探しの旅」に出ようとしている方もいるかもしれませんね。

個人的な意見としては、大いに結構だと思います。

僕自身も「自分探し」ってなんか響きがいいなぁって感じます。それに、誰もが考えたことがあると思いますが、幾度となく「俺の人生は本当にこれでいいのか?」と考えたことだってあります。

現在は、本当に色々な生き方が出来る時代です。

今でもそうですが、同じ会社で定年まで勤めて、家庭を築き、子供を育てるという生き方。
大いに結構です。

はたまた、自分の好きなことをして、比較的自由に生きるというとことも容易になってきています。

自営業の方も含め、現在はフリーランスやブロガーと呼ばれている方たちの活躍もあり、誰でも自分の好きなことをして生活できるという生き方も選択肢の一つとなっているぐらいです。

本当にそれは、素晴らしいことだと思います!

話は戻りますが、そもそも「自分探し」とはなんなのか?

今まで何気なく使っていましたが、よくよく考えると「自分探し」ってよくわからないなと。

だって、「自分探し」って、本当の自分を探す、本当の自分の居場所を探すといった意味いがあると思っていますが、それって「本当の自分・居場所」があるという前提ですよね。

本当の自分も何も、今の自分自身が本当の自分なのではないのですか?

今の自分が「本当の自分」じゃないならば、嘘の自分なんですか?

って感じに、屁理屈を言いたくなりますw

個人的には、「自分探し」とは、「本当の自分」「なりたい自分」「理想の自分」を探すのではなく、「自分の人生を作る」と言うことなのではないかと考えています。

そんな、「自分探し」についての記事です。

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「自分探し」=「自分創生」

はじめに、僕が考える「自分探し」とは、「自分創生」のことではないのかと。

要は、本当の自分の生き方を見つける、居場所を見つけるのではなくて、自分の人生を作りだすと言うことと同じなのではないかと思うのです。

もっと簡単に言うと、ただ楽しく自分の人生を謳歌するとも言えるのかなと。

要は、僕たち全員がやっていることではないかと。

正直言うと、「自分探しの旅」に行くという方々の中で、本気で本心から本当の自分を探しに行こうと思っている方って実はそんなにいないのではないかなぁ〜って。

ある意味、流行り言葉なのかなぁっと。

例えば、

  • 「恋人と別れた」
  • 「自分の人生がつまらない」
  • 「違った環境に行きたい」
  • 「現実逃避をしたい」
  • 「とりあえず海外に行ってみたい」

とかではないのかなと。

本当の自分を探すと言っても、どれが本当の自分なのかなんて誰もわからないです。「強いて言えば、今現在の自分が本当の自分ですよねw 嘘も本当もないのでは?w」

もしかしたら、自分が理想とする、こうなりたいなと思うような人間になれた時に「これが本当の自分だ!」っと思うかもしれません。

でもそれって、本当に「本当の自分を見つけた」と果たして言えるのでしょうか?

大体において理想とする自分って決して一つのパターンではないと思うんです。 それに、なりたい自分なんて常に変わって行くと僕は思っていますし。

「自分は周りとは違う」っと言う勘違い!?

「自分は周りの人とは違う」「自分はもっと何かできるはずだ!」と自分に大きな期待を描いて「自分探しの旅」に行ってみたり、海外に行ってみたりする方もいるかと思います。

大いに結構なことだと思います。

僕自身、このブログでも紹介していますが「ワーキングホリデー制度」というものを利用して海外に滞在してる口ですので、否定はできませんw

僕自身、海外での生活を経験したばかりの頃は、「海外で一人で行って生活してきた!」と言うことで、変な自信をつけましたw

そして、その変な自信のせいで、「俺は周りとは違う」「俺は何かすごいことをやっている」と言ったような感覚になりました。ただの勘違いなんですけどねw

念のため、「周りと違う」と言うのは、周りの友達・家族などは日本で働いて、俗に言う普通の生活を送っていて海外に行かないのに、自分はそうでなくて、周りと違う生き方をしていると言う感じの意味合いです。

この世に同じ人間は一人としていないとか言う話ではないですw

ただの「海外かぶれ」になったと言うことですねw

海外など違う文化や言葉の環境で生活することによって、自分に自信がつくことはとてもいいことだと思います。そうでなければ海外で生活なんてしたいと思えないのではないかとすら思います。

ですが、上記で言ったような痛い勘違いはちょっといただけないですw

っと言うのも、海外で生活したからと言って、別に基本的に僕自身は何も変わらないですしね。

「俺は周りとは違う」「俺は何かすごいこと」をやっているなんてことは全くないんですよね。本当にただの勘違いです。

それに、これは個人的な考えですが、海外で生活してみて感じた、良い部分の一つだと思うこと。それは、様々な人などと出会ったり、生活を共にすることによって、色々な文化や習慣などを知れると言う点。

それによって、今までの自分の人生を色々な角度から観れるようになるきっかけになります。

そして、海外に行くこと自体はまったくもって「すごいこと」でも「周りとは違う」などと言うことは無いと言うことにも気付きます。

っと言うのも、国によっては国外に出ることが当たり前とする国もありますし、「周りと違う」と思うのも、それはあくまでも自分の中の狭い範囲の中での話だからです。

よくよく周りを見ると、世の中には本当に様々な生い立ちの方々がいます。

たまたま、日本という国の中で比べると少数派なのかもしれませんが、ほんの少しだけ視野を広げるだけで見方が180度変わることも珍しくありません。

少し、余談になってしまいましたが、何が言いたいのかと言うと、

「僕自身、海外で生活したからと言って、別に大したことないって事ですw」

決して「周りと違う」なんてことは無いですし、「何かすごいことをやってる」なんて事も無いと。

結局、「自分探し」なんてする必要もないし、見つからない!

僕の場合、「自分探し」の為に海外で生活をしている訳ではないですが、初めて海外に長期で滞在した時には「自分探し」を意識したこはあります。

ですが、実際に数年海外での生活を体験してみて、「本当の自分」なんて見つかりません。

っと言うか、上記でも言っていますが、今の自分が本当の自分ですよ!

それが、「何をやってもダメダメな自分」でもです。その辺りは早いうちから認めた方がいいかもしれませんね。

見つかるのかどうかもわからないような「本当の自分」なんて探すよりも、「なりたい自分」になる努力をした方がよっぽど有意義なのではないのかなと。

以前の記事、「なりたい自分になるために必要な『5つの事』!なりたい自分になって自分も周りも幸せになる!」でも、「なりたい自分になること」について書いています。

なりたい自分になるために必要な「5つの方法」を考えてみた。

2016年3月25日

そう考えると、「本当の自分探し」って、はじめから無いものを探しに行くようなものでは無いかと。それならば、何も無い所から、何か新しいものを作りだす方がいいのでは無いかと僕は思っています。

ただ、もし今の自分は本当の自分でないと感じるならば、「自分探しの旅」ではなくて、「新たな自分を作る修行」として海外にいくと考えてみるのもアリであはないかと。

そんなの「同じことじゃん!!」って思う方もいるかと思いますが、ただ海外に行くだけならば旅行で十分です。

むしろ、その方が楽しいのではないかとすら思います。

そうでなくて、新たな自分を作る為ならに海外などに行くことによって、様々な経験や知識からの吸収度合いが変わってくるのではないかと。

その代わり、いろいろな意味での覚悟は必要ですけどね。

以前に、 「人生をリセットしたいとお考えのあなたへ! ワーホリを「人生のリセットボタン」として活用する!」の記事でも書きましたが、

一度、人生をやりおすぐらいの覚悟も必要かもしれませんね。

人生をリセットしたいとお考えのあなたへ! ワーホリを「人生のリセットボタン」として活用する!

2018年1月26日

まとめ

「自分探しとは?」っと言う疑問を元に僕なりの考えを書いてみましたが、僕自身「自分探し」を否定するつもりはありません。

っと言うか、本気で「自分探しの旅」に出る、放浪すると言う方は少数派ではないかと思うからです。

ただの、口実と言いますか、「なんかかっこいいから」とりあえず使うみたいな感じなのではないかと。

捉え方を変えれば、誰もが「より良い生活を送る為」「より良い自分になる為」に常に手探りで自分を探していると言えるのではないなぁっと思うのです。

「自分探し」っと言うよりも、「自分を創生する」と言う方がしっくりくるなぁっと言うのが個人的な考えです。

人の人生の設計図を作成すると言った感じでしょうか。

探すと言うと、初めから「ある人生・自分」があると言う前提になってしまうような気がします。

それは捉え方を変えると、「決まった生き方、自分」がある前提とも言えるのではないかと思えてしまいます。

そうでなくて、初めから何もないと言う前提で考えれば、何でも作ることができると考えられるのではないでしょうか?まっさらなキャンパスに何か絵を書いていくように。

それでも、「自分探しの旅」をしたいと本気で考えている方は、誰にも言わず自分の中にしまっておいた方がいいかもしれませんね。

そうでないと、「アホか?」っとか否定されかねませんからねw

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